未来に繋ぐ森林環境保全

未来に繋ぐ森林環境保全

2015年10月15日(木)
午後から夕張市議会議員9名全員で市内3箇所を視察させていただきました。

森林環境保全整備事業

夕張市では、「将来的な森林の環境保全を目的とした市有林の間伐・立木の売 払いを行うとともに、新たな地域産業資源の定着を目指して、 伐採跡地に生薬原料であるキハダの植栽を実施」(夕張市)しています。

要するに、市有林の保全のためにただ間伐や伐採を実施するのではなく、将来(約15年後)生薬の原料(樹皮)やノックバット(幹)として販売が見込めるキハダとホオノキを植樹していく事業です。財政再生団体の本市においてこうした新しい取り組みにチャレンジするのは容易ではありませんが、担当者をはじめとする市役所のみなさんの熱意と努力がこの事業の実現に結びついたものと敬意を表します。

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夕張市役所建設農林課の武田さんから、この事業の概要について説明していただきました。

写真に写っている白い筒状のものの中に苗木があるのですが、「今のところ自立がままならない勢いで生長している」とのことでした。この白い筒はエゾシカや野ネズミの被害を防止するために設置しているものだそうで、苗木よりもお金がかかると武田さんは嘆いていました。

この植栽エリアの下段には、桜の植樹エリアが広がっています。私の所属する夕張桜守では、数年前からエゾシカや野ネズミの獣害に悩まされているので、武田さんの嘆きには共感できました。あとは、法面に植樹されていることから雪解け時期に苗木が雪と共に下方へ押し出され折れてしまわないことを願うばかりです。

将来世代への地域産業資源として大きく育ってくれることを心から願います。

 

余談ですが、現代の林業は進化していることを知りました。私のイメージでは、木の伐採は大きな鋸やチェーンソーで行われていると思っていたのですが、下の写真のように今は重機で効率よくそして安全に実施できるようになっているそうです。

重機

ちょっと分かりづらいので、参考になる動画をご覧ください。(上記の重機とは機種は異なりますが、原理は一緒です)

(今回視察させていただいた場所)

>>市内視察その2「一石二鳥の夕張再生エネルギー創出事業」