夕張市長選への出馬を正式表明!

2019年3月7日 北海道新聞朝刊

2019年3月6日 ゆうばり文化スポーツセンターにて記者会見を開き、夕張市長選挙へ出馬することを正式に表明しました。

記者会見で述べた決意の全文をご紹介します。


本日はお忙しい中、私の出馬表明記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

2月8日、私、本田靖人が夕張市長選挙に立候補する意向を固めたことについて報じられました。同日に受けた取材の中で、「市民や支援者の声を聞いて熟慮し、近く決めたい」とお答えし、2月下旬にも正式な出馬表明をする見通しであることをお話させていただきました。その後、後援会や市民の方々から「よくぞ決断してくれた」といった、私の市長選出馬の意向を歓迎してくださるお声をたくさんいただくことができました。

鈴木市政2期8年で夕張はまちの再生に向け大きく前進しました。この流れを止めることなく、真の自立に向けたひとづくり・地域づくりにこの身を捧げたいという思いに至り、この度、夕張市長選挙に立候補させていただくことを決断いたしました。

私は、『まちづくりは人づくり』を信念として、夕張の再生、これからの夕張のまちづくりに取り組んでいきたいと考えております。

平成29年3月、財政再生計画を抜本的に見直し、それまでの財政再建一辺倒から脱却し、地域再生に取り組むことが可能となりました。昨年からは、清水沢地区において拠点複合施設の建設が開始され、来年度中に供用開始となる予定です。また、認定こども園の建設(2021年度開園予定)や市立診療所の移転新築(2022年度開設予定)なども予定されており、今後の夕張は目に見える形でまちづくりが進んでいくことになります。

しかし、私は、新しい建物を建てることだけがまちづくりだとは思いません。大切なことは、それらの施設を誰がどのように活用するのかということであり、行政主導で運用するのではなく、市民のみなさまと協働で活用していくことが重要であると考えます。この考え方は、施設の運用に限ったことではありません。市政運営の多くの場面において、行政と市民の協働は大きな力となっていくと信じています。

まちづくりを支えるのは「人」であります。人づくりとは、単に学校教育に限ったことではありません。産業を支える人、福祉を支える人、地域を支える人、そして行政を支える人の育成や確保がまちの再生、真の自立に必要不可欠なのです。

急激な人口減少により、本市の人口はもうすぐ8千人を切ろうとしています。もちろん、人口減少は本市の大きな課題のひとつであることは間違いありませんが、かつて11万人を超える人口がいた頃と比較すると、市民一人ひとりの顔が見えやすいまちになったとも言えます。

 炭鉱閉山や財政破綻という大きな苦難を乗り越えて、夕張に住み続けてくれている市民や、財政再生団体であるがゆえに十分とは言えない住民サービスしか提供できない厳しい環境であることを理解したうえで移住してきてくれた市民、そして、ここ夕張で生まれてきてくれた市民が8千人いるということです。

まちの再生を信じ、ここで踏ん張り続けてきた市民、まちを元気にするために実際に様々な行動を起こしてくれている市民と共に、夕張の再生を実現したい、その先頭に立たせていただきたいという思いに至りました。

「夕張市まちづくりマスタープラン」(平成24年3月策定)や「夕張市地方人口ビジョン及び地方版総合戦略」(平成28年3月策定)など鈴木市政から引き継ぐ基本的なまちづくりに関する計画の方向性は踏襲しつつ、計画策定から数年が経過し、外部環境の変化や新たに見てきた課題についての対応を図ってまいります。

鈴木市政2期8年で、夕張は地域再生に向けて大きく前進しましたが、本市の課題が全て解決できたわけではありません。地域公共交通やメロン農家をはじめとするあらゆる産業における働き手不足、行政執行体制の確保など、数多くの課題解決に向かって、市民の声に耳を傾け全力で取り組んでまいる所存です。

本市の総合戦略の中に、「総合戦略の位置づけ」としてこのような事がかかれています。

『財政再生計画は創意工夫による前向きな取り組みを否定しているのではなく、逆に、そうしたことが必要と定めており、本総合戦略の実行が財政再生計画によって妨げられるという発想はそもそも排除する。

本総合戦略は、(中略)「誰かがやってくれる」「どうせ無理」とのあきらめ感を払拭し、地域に愛情を持ち、自ら活動する人材「活動人口」を地域が主体となって増やし、育成していくことを最重要視する。』

財政再生団体であることを言い訳にして歩みを止めることなく、市民のみなさまや市職員のみなさまと力を合わせ、夕張の再生に果敢に挑戦し続けることをお約束し、私の決意表明といたします。

なお、具体的な政策については、告示前の然るべき時期に皆様に発表させていただく所存です。

本日は、誠にありがとうございました。