朝里中学校2年生と懇談しました

朝里中学校2年生と懇談しました

 2019年5月27日、小樽市立朝里中学校の2年生が宿泊研修で夕張にお越しいただきました。そのうち、男子8名のみなさんが、「将来、小樽市が財政破綻しないために」というテーマで私のところに多くの質問を持って来てくれました。

 「夕張市の税金はいくら?」、「夕張市の魅力的なところは?」、「将来、夕張市をどうしていきたいの?」といった質問を受け、私からは夕張市の現状や財政破綻に至った経緯、夕張の魅力などについて説明させていただきました。

 小樽市と夕張市を比較し、夕張市は面積が小樽の3倍以上あるが、人口は7%しかいないことや小樽市の借金(平成29年度決算)は夕張市よりも174億円も多いことを説明すると驚いていました。(借金総額を人口で割り返すと、夕張市が397万円、小樽市が43万円となることを話すと少し安心していました)

 中学2年生が自分の暮らすまちの財政状況を心配し、そのことについて仲間と議論できることは、将来のまちづくりにおいて非常に心強いことだと感じました。